昨今、よく街中で見かけるsupremeとロゴが入った服。
おしゃれな人達に共通して着用しているのを見かける。一体、supreme(シュプリーム )とはどういうブランドなのか。
supremeというブランドの歴史から、なぜここまでの人気となったのか、supremeについて掘り下げていこう。
これを読めばsupremeを語れるようになるだろう。
supremeの歴史とブランド設立
1994年にジェームス・ジェビアが「NYのクールなスケーターの為のスケートショップ」というコンセプトで、ニューヨークにショップをオープンしたのが始まり。
設立当初は、スケーターブランドを取り扱うセレクトショップであり、ジェビアがデザインしたSupremeオリジナルのTシャツが数点販売されていた程度であった。
オリジナルデザインのTシャツが人気を博したことで、Tシャツ以外のオリジナルアイテムを徐々に増やしていく。
ジェビアは「シンプルでクリーンなもの、当時の人が思いもしないような服を作っていた。僕は服を作るときは、自分が着たい思うものしか作らない。」と語っている。
シュプリームの代名詞といえる『box logo』も設立当時からリリースされていた。
supremeといえば毎シーズン人気ブランドとのコラボアイテムを展開するが、設立当時はコラボはなかった。
今ではファッションアイテムに限らず、雑貨、アニメティグッズなども展開している。
ちなみにシュープリームやスプリムなどの読み方が出来るが、正しい読み方はシュプリームだ。
supremeが日本で大人気となった背景
出典:www.dokei711.com/category.php?id=631
冒頭でも触れたように、今ではsupremeは世界中で大人気ブランドになっている。
ではなぜアメリカ、ニューヨーク発祥のsupremeが日本でこれほどまでの支持を得ることができたのか。
90年代のブランド立ち上げ当初、日本のsupreme取り扱い店舗はインポートセレクトショップのみの販売となっていた。
しかし、その後、「有限会社ワングラム」が日本の正規代理店となり、日本でシュプリームが本格的に発売され始めることとなる。
当時、インターネットがまだ普及しておらず、ストリートファッション雑誌が情報の発信源であった。そこで、当時人気絶頂だった、窪塚洋介をモデルに起用した「Supreme特集」が徐々に話題になり、supremeファンが増加していった。
メディアにおいては、窪塚洋介を始め、木村拓哉、三代目JsoulBrothersの登坂広臣などのお洒落芸能人が着用することによって、supremeの人気度、知名度は益々拡大し、今日の人気ぶりに至る。
今では需要と供給のバランスが崩れ、アイテムによっては定価の10倍にもなる値で売買されることが多々見受けられる程の人気ぶりだ。
その人気の裏側で、supremeの偽物、いわゆるコピー商品を製造、販売している業者も多数存在する。
街中でもそういった粗悪品を掴まされて着用している人々を見かけるまでになっている。
購入者自身も偽物と割り切って購入しているのか、騙されてしまっているのか分からないが、どちらにせよ見る人が見れば分かるのが事実。信頼できるところで購入することを強く勧める。
supremeの公式店舗
日本での公式ショップは1998年6月に第1号店となる代官山店がオープンした。
現在、supremeの公式ショップは都内3店舗(代官山店、原宿店、渋谷店)、名古屋店、大阪店、福岡店の6店舗である。
それに、プラスして公式オンラインショップがある。
詳しい店舗情報や並び方については、こちらを参考にして欲しい。
⇒【初心者必見】シュプリーム公式店舗一覧!全店舗からオンラインサイトまで紹介!
⇒【Supreme初心者必見】店舗の並び方から買い方まで解説!
今では、シーズン立ち上げのリリース時には店頭に前夜から長蛇の列をなす。もちろん目ぼしいアイテムが手に入る保証はない。
公式オンラインでは販売開始とともに、sold outするアイテムが多く、ビッグネームとのコラボアイテムなどは非常に入手が困難な状況にまで至っている。